エノテカで盛り上がるプレゼンテーション。主役の本よりテイスティングがメイン?

エノテカで盛り上がるプレゼンテーション。主役の本よりテイスティングがメイン?

Valle d’Aosta(ヴァッレ・ダオスタ)とは「アオスタ渓谷」という意味で、イタリアの20州のひとつです。ミラノはロンバルディア州、フィレンツェはトスカーナ州というように、イタリアには20の州があります。ヴァッレ・ダオスタは正確に言うと特別自治州で、普通の州に比べてある分野においては独占的な立法権が認められていたり、税収配分を受けるなど、大きな地方自治権を有しています・・・ワインにあまり関係ないので詳しいところは省略します。モンブランとマッターホルンの間に位置すると言えば想像していただけるかと思いますが、イタリア北西部の端っこに位置し、北はスイス、西はフランスと国境を接しています。スイスへぬけるトンネルがやたらに長かった記憶があります。国境に近い地域によくあるように、イタリアでありながら公用語がイタリア語とフランス語で、文化もフランスの影響を受けています。

アオスタのワインについての本のプレゼンテーションがあるというので参加してきました。これまでアオスタには一度だけ行ったことがありますが、車を運転していたのでワインを楽しむことができませんでした。今回はプレゼンテーションの後にテイスティングがあるというので、半分以上はそれが楽しみというのが正直なところでした。

プレゼンテーションの会場はミラノ市内のエノテカ。白ワイン2種、赤ワイン2種の合計4種のテイスティングでしたが、イタリア最高峰の白ワイン、「山のピノ・ネーロ」と呼ばれる標高が高い地域で栽培されるピノ・ネーロの赤ワインなど、アオスタならではのワインを楽しめました。テイスティングした赤ワインは、私にはどちらも強い、やや刺激的と感じがしたのですが、どちらかというとまろやかな赤が好きだからかもしれません。アオスタのワインの良さをわかるにはもう少し時間と「飲み」が必要なようです。

さて、プレゼンテーションの主役の本ですが、ワインについてはもちろん、アオスタのガイドブックとしても活躍してくれそうです。

vino in valle

 

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